電圧負帰還(NFB)を全く掛けないプリメインアンプ(インテグレーテッドアンプ)の初段をSRPPにしてみようと思い、最初の試作品が出来ました。
あくまでも第1試作で、決して完成度の高いものではなく、聴くに堪えないものではないと言う程度です。
従って、より良いものが出来た時点で改版します。
冒頭の写真は増幅初段をSRPPにしたメインアンプを搭載した2号機の上部写真です。
セットの右半分(前方中央のメインボリューム位置より右側)が初段FE型メインアンプの初段をSRPPに変えたものです。
部品点数が増える全バイポーラー型用の余分なスペースと放熱器を大きくする為のスペースを考慮したのでAT−1Wと言う実験基板を丸々使う事になりました。
プロテクター回路基板、突入電流緩和回路基板は変更ありませんが、上部基板の載る上下分離用シールド板2枚は変更しました。
上下分離用シールド板の図面は最後に紹介します。
セットの下部にはプリアンプのMC−EQ基板とラインアンプ基板、および電源基板があります。
以下、SRPP化した各回路について紹介します。
1.MC−EQ回路
@.回路図

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A.プリント基板部品面写真

B.プリント基板部品面図

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C.プリント基板銅箔面写真

D.プリント基板銅箔面図

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E.RIAA偏差特性

F.出力電圧対歪率特性

2.ラインアンプ回路
@.回路図

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A.プリント基板部品面写真

B.プリント基板部品面図

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C.プリント基板銅箔面写真

D.プリント基板銅箔面図

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E.周波数特性

F.出力電圧対歪率特性

3.通常利得ダーリントン4段型メインアンプ
@.回路図

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A.プリント基板部品面写真

B.プリント基板部品面図

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C.プリント基板銅箔面写真

D.プリント基板銅箔面図

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E.周波数特性

F.出力電力対歪率特性

4.上下分離用シールド板
L用とR用の2枚で、板厚は各々2mmです。
@.L用

A.R用

5.試聴
現時点ではSRPPに特有の音色には達していないと思います。
また、抵抗負荷型と比較試聴すると、聴く人の好みによって意見が分かれるようです。
以上
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